年末調整
こんにちは。
8月に1万円ぐらい本に使ったんですが、それ以降はさっぱりでした。
今年はもう無いかなと思っていたんですが、12月はいろいろ出るようです。
12月07日発売
【講談社ノベルス】
霧舎巧『私立霧舎学園ミステリ白書 十一月は天使が舞い降りた見立て殺人』
霧舎巧『私立霧舎学園ミステリ白書 十二月は聖なる夜の予告殺人』
石崎幸二『≠(ノットイコール)の殺人』
12月10日
【宝島社】
このミステリーがすごい!2010年版
12月中?
【原書房】
三津田信三『水魑の如き沈むもの』
【文藝春秋】
門井慶喜『天才までの距離』 ←個人的にお薦めです。
と、自分が好きな作家の新刊がいっぱい出るようで。非常に楽しみにしております。
ちなみに好きなバンドの新譜も出るようで。
toe 【For Long Tomorrow】
非常に楽しみですね。
憂鬱なことといえば、
会社の忘年会の幹事と市民リレーに仮装で出なくちゃいけないことぐらいか。
若い子が圧倒的に少ないので、あと数年はこういう事を何度もやらなくてはいけないのでしょう。
出し物も慣れたもんで。話題の芸人のネタやコントを何度もやっています。
そういうキャラじゃないと思うんだけどなぁ…
まぁ、悪い会社ではないので3年ぐらいはやっていこうと思いますが。(契約切られない限りは)
うーん、年末までに本の紹介をしたいなぁ。
時間はあるはずなのに…。
貯金ばっかりしてないで、若いうちに散財しても良いと言われるんですが、
物心ついたときはバブルが弾けた時代だったので、なんかこの先が不透明な気がして
あまり使っていません。
唯一、自作の新PCを作ったぐらいか。

来年の春ぐらいには、10万以上する自転車(ロードバイク)を買って走りまくろうと思っております。
それではまたお会いしましょう。
8月に1万円ぐらい本に使ったんですが、それ以降はさっぱりでした。
今年はもう無いかなと思っていたんですが、12月はいろいろ出るようです。
12月07日発売
【講談社ノベルス】
霧舎巧『私立霧舎学園ミステリ白書 十一月は天使が舞い降りた見立て殺人』
霧舎巧『私立霧舎学園ミステリ白書 十二月は聖なる夜の予告殺人』
石崎幸二『≠(ノットイコール)の殺人』
12月10日
【宝島社】
このミステリーがすごい!2010年版
12月中?
【原書房】
三津田信三『水魑の如き沈むもの』
【文藝春秋】
門井慶喜『天才までの距離』 ←個人的にお薦めです。
と、自分が好きな作家の新刊がいっぱい出るようで。非常に楽しみにしております。
ちなみに好きなバンドの新譜も出るようで。
toe 【For Long Tomorrow】
非常に楽しみですね。
憂鬱なことといえば、
会社の忘年会の幹事と市民リレーに仮装で出なくちゃいけないことぐらいか。
若い子が圧倒的に少ないので、あと数年はこういう事を何度もやらなくてはいけないのでしょう。
出し物も慣れたもんで。話題の芸人のネタやコントを何度もやっています。
そういうキャラじゃないと思うんだけどなぁ…
まぁ、悪い会社ではないので3年ぐらいはやっていこうと思いますが。(契約切られない限りは)
うーん、年末までに本の紹介をしたいなぁ。
時間はあるはずなのに…。
貯金ばっかりしてないで、若いうちに散財しても良いと言われるんですが、
物心ついたときはバブルが弾けた時代だったので、なんかこの先が不透明な気がして
あまり使っていません。
唯一、自作の新PCを作ったぐらいか。

来年の春ぐらいには、10万以上する自転車(ロードバイク)を買って走りまくろうと思っております。
それではまたお会いしましょう。
99のANNの雑誌がついに出ました。

どうも、ご無沙汰してます。
もうだいぶ更新も滞ってしまっているようで、すみません。
前回の更新以降、特に変わったことはありません。
ただ、休日はとりあえず遊びにいってストレスを発散するといった感じです。
小説はというと、8月は買うものが多く、書籍だけで、一万円近く使ったと思います。
相変わらず、本は定期的に読んでますね。
その中で面白い本も結構あったのでなんとか紹介したいと思います。
そうそう、変わったことといえば、新しいPCを買ったことぐらいでしょうか。
初めての自作PCで、9万円ぐらいでかなり高スペックなPCを作れました。
快適なPCライフを満喫しております。
で、画像の件ですが、
みなさん、ナインティナインのオールナイトニッポン聞いたことあります?
25歳の僕は大体中学ぐらいから大学まで聞いてました。
テレビはほとんど見ないんですが(三日前に初めて阪神の真弓監督をまともに見たぐらい)、ラジオは結構好きでして。
部屋の中でもFM802,894を聞いてることが多いです。
で、16年もやり続けている99ANNの番組本がついに出たんです!
もう初版だけで12万部も増刷されているそうで…、僕もジュンク堂で最後の一冊をゲットしてきました!
一冊目は94年から99年までのまとめなんですが、僕は98ぐらいから聞いてた世代です。
なんといっても、いろいろなトークを収めたCD2枚付きで1000円ですからね!
今の中学生も僕と同じように聞いてるのでしょうか?
テレビとは違い、結構本音の部分や、いい大人になっても面白い下ネタなんかが満載で聞けるので結構面白いですよ。
発売会の記念イベントをやったそうですが、女性の方も多くいたそうで、幅広い層に受けているのかなぁと思います。
語りだしたらキリがないので、やめておきますが…、年表を見てるだけでも爆笑する部分が多くて最高でした。
懐かしいハガキ職人(コーナーへのネタをハガキに書いて送ってくる人)の名前もちらほらと…
各月で第5弾まであるそうで、しばらく楽しみが続きそうです。
本当かどうか、わかりませんが、岡村さん曰く、初回千円で売って、ディアゴスティーニ形式で売っていくそうなんで…笑
久しぶりに昔ANNを録音したカセットでも聴こうかなと思いましたねー。
で、もう一つの本ですが、これは国書刊行会から出ているプリーストの『限りなき夏』です。
プリーストは確か、『奇術師』が映画化されていて、題名は『プレステージ』だったと思います。
まぁ、まだ一冊も読んでいないのに買ってしまったんですが…、装丁が格好良くてつい。
と、まぁ楽しく散財して過ごしております。
連休も遊びにいったりと予定が入っていますが、
21日からは僕一人で留守番をしなければならないんで、その辺にでも面白かった本を紹介したいなと思っております。
通勤時間にでも紹介原稿を書いておこうかしら?
では。また会いましょう!
お久しぶりです。
どうもお久しぶりです。
やはり生活が変わったせいか、更新頻度が鈍くなってしまいました。
時間の管理がやっぱり下手ですね。
ですが、少ないながらも本は愛も変わらず読んでおります。
そのうち、面白い本を紹介できるはずです。
こういうまともな職について実感するけど、週3,4回も読書の感想をブログにアップしている人はすごいと思うなぁ。よくブログを見てるとやっぱりそういう人はガンガン新刊を読んでるようです。
僕はというと、まだまだ変わらないようで、ミステリとSFばかり読んでいます。
これからもきっとそうでしょう。
太宰治生誕百周年ということで、なんか読んでみようかしら。
で、こんな近況報告ばかりではアレなので…
ここ一ヶ月ぐらいで目をつけたニュースなどを…
大手出版社がブックオフ株を取得−どうなる出版業界
http://db.g-search.or.jp/sideb/column/20090604.html
これは大きな改革の第一歩ということでしょうか。
古本屋のせいで出版業界が不況になっているのは本当?でも、僕らよりもずっと真面目に調査している以上、ある程度の原因とはなっているんでしょうかね。
どうなるにしても消費者が遠のくようなことはしてほしくないですが。個人的には、少し楽しみになってきました。
光る本棚・コンシェルジュ…図書館を変える民間委託
http://www.asahi.com/culture/update/0601/TKY200905310220.html
これも難しい問題ですね。たしかに記事に書いてあるとおりサービスが充実してもお金がかかるだけですね。図書館もまた多くの本との出合いを作っている環境なので、良い形で残ってほしいなぁと思います。僕自身も高校のときは、島田壮司の御手洗シリーズを探しながら読み漁っていた経験があります。作家を試し読むには最適な場所だと思います。
新刊などは、予約も100人を超えてたりしてすごいので、明らかに買ったほうが早いと思います。
カフェのメニューに文庫本 書店以外で本を売れ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090617-00000125-san-ent
「人の多いところで、本を売る」たしかにそのとおりです。
文句を言うつもりはありませんが、大きな書店に行く度に思うことは、書店員の存在感の無さと書店の差別化が全くないということでしょうか。
普段あまり本を読まない人であれ、村上春樹の本があれほど売れたりするということは、やっぱり何か面白い本に出会いたいとみんな思っているのかなぁと感じました。
カフェで文庫を売るぐらいの強引さがないと本を手に取ることができないような時代になったのかもしれません。
以上、気になった本関連のニュースです。
ニュースに対する感想は、何もないのはそっけないかなぁと思って個人的な駄文を載せただけです。しかし、このニュースは読書が好きな方なら何か思うことはあるのでは?
是非記事を読んでみてください。
では、また近いうちに必ず更新します。
やはり生活が変わったせいか、更新頻度が鈍くなってしまいました。
時間の管理がやっぱり下手ですね。
ですが、少ないながらも本は愛も変わらず読んでおります。
そのうち、面白い本を紹介できるはずです。
こういうまともな職について実感するけど、週3,4回も読書の感想をブログにアップしている人はすごいと思うなぁ。よくブログを見てるとやっぱりそういう人はガンガン新刊を読んでるようです。
僕はというと、まだまだ変わらないようで、ミステリとSFばかり読んでいます。
これからもきっとそうでしょう。
太宰治生誕百周年ということで、なんか読んでみようかしら。
で、こんな近況報告ばかりではアレなので…
ここ一ヶ月ぐらいで目をつけたニュースなどを…
大手出版社がブックオフ株を取得−どうなる出版業界
http://db.g-search.or.jp/sideb/column/20090604.html
これは大きな改革の第一歩ということでしょうか。
古本屋のせいで出版業界が不況になっているのは本当?でも、僕らよりもずっと真面目に調査している以上、ある程度の原因とはなっているんでしょうかね。
どうなるにしても消費者が遠のくようなことはしてほしくないですが。個人的には、少し楽しみになってきました。
光る本棚・コンシェルジュ…図書館を変える民間委託
http://www.asahi.com/culture/update/0601/TKY200905310220.html
これも難しい問題ですね。たしかに記事に書いてあるとおりサービスが充実してもお金がかかるだけですね。図書館もまた多くの本との出合いを作っている環境なので、良い形で残ってほしいなぁと思います。僕自身も高校のときは、島田壮司の御手洗シリーズを探しながら読み漁っていた経験があります。作家を試し読むには最適な場所だと思います。
新刊などは、予約も100人を超えてたりしてすごいので、明らかに買ったほうが早いと思います。
カフェのメニューに文庫本 書店以外で本を売れ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090617-00000125-san-ent
「人の多いところで、本を売る」たしかにそのとおりです。
文句を言うつもりはありませんが、大きな書店に行く度に思うことは、書店員の存在感の無さと書店の差別化が全くないということでしょうか。
普段あまり本を読まない人であれ、村上春樹の本があれほど売れたりするということは、やっぱり何か面白い本に出会いたいとみんな思っているのかなぁと感じました。
カフェで文庫を売るぐらいの強引さがないと本を手に取ることができないような時代になったのかもしれません。
以上、気になった本関連のニュースです。
ニュースに対する感想は、何もないのはそっけないかなぁと思って個人的な駄文を載せただけです。しかし、このニュースは読書が好きな方なら何か思うことはあるのでは?
是非記事を読んでみてください。
では、また近いうちに必ず更新します。
「良いニュース」
みなさん、こんばんは。
今日の京都はなんと気温28度まで上がりました。
今も蒸し暑いです。
これから京都は盆地のせいで、暑くてじめじめした天気になっていくんだろうなぁ…
京都は観光もできて、大阪も近いし便利なんだろうけど、住むのはどうかと思います。
近況はというと、4月から働き始めて新生活に慣れるのに精一杯という感じです。
初日の歓迎会で後半は寝不足とお酒弱いので寝てしまうという大失態…
まぁ、なんだかんだと頑張っていくしかないといった感じです。
で、タイトルの良いニュースなんですが
。
当ブログ一押しの東川篤哉氏の「学ばない探偵たちの学園」(実業之日本社)がなんと
光文社文庫から今年出るようです。
ただ、ニュースソースは某巨大掲示板なので確かかわかりませんが、これは吉報でした。
実業之日本社はノベルス(縦長で柔らかいカバー)から出ていましたが、文庫レーベルが
存在しないので、もう古本屋でゲットするしかないなと諦めていたんですが、
今回でることになりました。
これで光文社文庫からは、烏賊川市シリーズと鯉ヶ窪学園探偵部シリーズがあることに
なりますね。
皆さん、是非とも読んでくださいね。数少ないユーモアミステリを書く人なんで。
ユーモアというジャンルである以上、本屋大賞なんかに引っかかりませんが、
気楽で愉快な気分になれるのでお勧めですよー。
ちなみに鯉ヶ窪学園探偵部シリーズ のスピンオフとして、短編がありまして
その主人公の名前が「霧ヶ峰涼」というエアコンの名前でして。
ええ、それだけなんですけどね。このセンスに何か感じる方は是非読んでもらいたいですよ。
やけにwikiも充実してますしね。→こちら
そういえば、本屋大賞は湊かなえ氏の「告白」だそうで。
もう今後本屋大賞を気にすることは僕は無さそうです。
ほとんど本を読まない人向けに向けた賞なんでしょうかね。効果があるようなので良いことだと
思います。
「告白」は読みましたが、紹介することはないでしょう。
ただ、これからもっと伸びてくると期待できる作品だったので、他に面白い作品が出てくれば紹介したいですね。
皆さんはGWは何をして過ごしますか?
僕はずっと積んだままの打海文三氏の「覇者と覇者」を読もうと思ってます。
もうこれで最後になるんだなぁ。
それではまたお会いしましょう。
今日の京都はなんと気温28度まで上がりました。
今も蒸し暑いです。
これから京都は盆地のせいで、暑くてじめじめした天気になっていくんだろうなぁ…
京都は観光もできて、大阪も近いし便利なんだろうけど、住むのはどうかと思います。
近況はというと、4月から働き始めて新生活に慣れるのに精一杯という感じです。
初日の歓迎会で後半は寝不足とお酒弱いので寝てしまうという大失態…
まぁ、なんだかんだと頑張っていくしかないといった感じです。
で、タイトルの良いニュースなんですが
。
当ブログ一押しの東川篤哉氏の「学ばない探偵たちの学園」(実業之日本社)がなんと
光文社文庫から今年出るようです。
ただ、ニュースソースは某巨大掲示板なので確かかわかりませんが、これは吉報でした。
実業之日本社はノベルス(縦長で柔らかいカバー)から出ていましたが、文庫レーベルが
存在しないので、もう古本屋でゲットするしかないなと諦めていたんですが、
今回でることになりました。
これで光文社文庫からは、烏賊川市シリーズと鯉ヶ窪学園探偵部シリーズがあることに
なりますね。
皆さん、是非とも読んでくださいね。数少ないユーモアミステリを書く人なんで。
ユーモアというジャンルである以上、本屋大賞なんかに引っかかりませんが、
気楽で愉快な気分になれるのでお勧めですよー。
ちなみに鯉ヶ窪学園探偵部シリーズ のスピンオフとして、短編がありまして
その主人公の名前が「霧ヶ峰涼」というエアコンの名前でして。
ええ、それだけなんですけどね。このセンスに何か感じる方は是非読んでもらいたいですよ。
やけにwikiも充実してますしね。→こちら
そういえば、本屋大賞は湊かなえ氏の「告白」だそうで。
もう今後本屋大賞を気にすることは僕は無さそうです。
ほとんど本を読まない人向けに向けた賞なんでしょうかね。効果があるようなので良いことだと
思います。
「告白」は読みましたが、紹介することはないでしょう。
ただ、これからもっと伸びてくると期待できる作品だったので、他に面白い作品が出てくれば紹介したいですね。
皆さんはGWは何をして過ごしますか?
僕はずっと積んだままの打海文三氏の「覇者と覇者」を読もうと思ってます。
もうこれで最後になるんだなぁ。
それではまたお会いしましょう。
近況
少し近況を書いておきます。
四月からまた違う環境になります。
で、また本を読むことが少なくなってしまうでしょう。
自分がだらしないせいで、時間の使い方が下手なだけです。
落ち着いたら、きちんと読み始めよう。
三月はどうかというと、読み始めたらやっぱりはまりますね。
米澤氏の秋季限定もすぐ読み終わったし、森博嗣氏のノベルスも二冊をすぐ読み終えました。
寝る間も惜しんではまりましたね。
少し寝る時間を割いて色々読もうかなと思ってます。
実際、色々積んでる本があるので。
それから、今年もまだ三ヶ月ですが訃報が二つもありました。
泡坂妻夫氏がお亡くなりになりました。
泡坂氏といえば、友人であるraiさんに「しあわせの書」を薦めた思い出があります。
あまりに薦めすぎて、結局raiさんにはほとんどネタバレになってしまい、「途中で気づいちゃった」というコメントをもらいました。
結構、今でもがっくり来た記憶が鮮明にあります。あんまり言い過ぎるとだめだなぁと。
いい本との出会いを願っていたのに、最悪な形で出会わせてしまった。
それから、つい先日ですが、伊藤計劃(いとうけいかく)氏が亡くなられました。
一月からブログの更新が止まっていたので、心配していたのですが、どうやら癌が再再発したみたいです。
癌で入退院を繰り返していたのは知っていましたが、非常に残念なことです。
一年半ぐらい前から、SFマガジンでは期待の新人ということで円城塔氏とともに大きくプッシュしていたし、このミスなんかにもランクインするなど大きく期待されていたのですが、34歳という若さでご逝去なされました。
僕も虐殺器官は読みましたし、これからたくさんの本を書いていってほしいと思っていました。
なにより、若いSF作家ということで、結構SF業界も盛り上がると思っていました。皮肉なことに去年のSFマガジンは作家の追悼特集ばかりあったような気がします。
去年末ぐらいに「ハーモニー」という本を早川書房から出しているので是非読んでみてください。
泡坂氏、伊藤氏に心からご冥福をお祈り申し上げます。
少し最後に本の紹介を
三津田氏の刀城言耶シリーズが講談社文庫から出ています。
民俗ホラーミステリーといったところでしょうか。
怖い部分もあれば惚れ惚れするようなトリックも大胆に仕掛けられていますので、是非読んでみてください。
一作目の「厭魅の如き憑くもの」が講談社文庫から出ていますので、まずはそれから読んでみてくださいね!!
それではまた。
四月からまた違う環境になります。
で、また本を読むことが少なくなってしまうでしょう。
自分がだらしないせいで、時間の使い方が下手なだけです。
落ち着いたら、きちんと読み始めよう。
三月はどうかというと、読み始めたらやっぱりはまりますね。
米澤氏の秋季限定もすぐ読み終わったし、森博嗣氏のノベルスも二冊をすぐ読み終えました。
寝る間も惜しんではまりましたね。
少し寝る時間を割いて色々読もうかなと思ってます。
実際、色々積んでる本があるので。
それから、今年もまだ三ヶ月ですが訃報が二つもありました。
泡坂妻夫氏がお亡くなりになりました。
泡坂氏といえば、友人であるraiさんに「しあわせの書」を薦めた思い出があります。
あまりに薦めすぎて、結局raiさんにはほとんどネタバレになってしまい、「途中で気づいちゃった」というコメントをもらいました。
結構、今でもがっくり来た記憶が鮮明にあります。あんまり言い過ぎるとだめだなぁと。
いい本との出会いを願っていたのに、最悪な形で出会わせてしまった。
それから、つい先日ですが、伊藤計劃(いとうけいかく)氏が亡くなられました。
一月からブログの更新が止まっていたので、心配していたのですが、どうやら癌が再再発したみたいです。
癌で入退院を繰り返していたのは知っていましたが、非常に残念なことです。
一年半ぐらい前から、SFマガジンでは期待の新人ということで円城塔氏とともに大きくプッシュしていたし、このミスなんかにもランクインするなど大きく期待されていたのですが、34歳という若さでご逝去なされました。
僕も虐殺器官は読みましたし、これからたくさんの本を書いていってほしいと思っていました。
なにより、若いSF作家ということで、結構SF業界も盛り上がると思っていました。皮肉なことに去年のSFマガジンは作家の追悼特集ばかりあったような気がします。
去年末ぐらいに「ハーモニー」という本を早川書房から出しているので是非読んでみてください。
泡坂氏、伊藤氏に心からご冥福をお祈り申し上げます。
少し最後に本の紹介を
三津田氏の刀城言耶シリーズが講談社文庫から出ています。
民俗ホラーミステリーといったところでしょうか。
怖い部分もあれば惚れ惚れするようなトリックも大胆に仕掛けられていますので、是非読んでみてください。
一作目の「厭魅の如き憑くもの」が講談社文庫から出ていますので、まずはそれから読んでみてくださいね!!
それではまた。
『秋季限定栗きんとん事件』 米澤 穂信 著
『秋季限定栗きんとん事件』 米澤 穂信 著創元推理文庫(東京創元社)
上 下巻ともに580円(税抜き)
評価 ☆☆☆☆☆☆★★★★(星6個)
あらすじ
上巻
あの日の放課後、手紙で呼び出されて以降、ぼくの幸せな高校生活は始まった。学校中を二人で巡った文化祭。夜風がちょっと寒かったクリスマス。お正月には揃って初詣。ぼくに「小さな誤解でやきもち焼いて口げんか」みたいな日が来るとは、実際、まるで思っていなかったのだ。――それなのに、小鳩君は機会があれば彼女そっちのけで謎解きを繰り広げてしまい……シリーズ第3弾。
下巻
ぼくは思わず苦笑する。去年の夏休みに別れたというのに、何だかまた、小佐内さんと向き合っているような気がする。ぼくと小佐内さんの間にあるのが、極上の甘いものをのせた皿か、連続放火事件かという違いはあるけれど……ほんの少しずつ、しかし確実にエスカレートしてゆく連続放火事件に対し、ついに小鳩君は本格的に推理を巡らし始める。
小鳩君と小佐内さんの再会はいつ? 解説=辻真先
紹介
小市民シリーズ第三弾。
初めての分冊、さらに長編ということで色々変わっていました。
それが良いところと悪いところに繋がった感じでしたね。
また、瓜野という別に人物の視点も取り入れ、まさに起承転結の転の部分だったなと思いました。
今回の見所はやはり、分かれたあとの二人の動向です。しかし、シリーズを通して読んでいる方にはわかると思いますが、まぁあそこまでひねくれてればやっぱりってな感じで。それを再認識させられる物語だったという感じです。
多視点や長編というシリーズとしては新しい試みですが、そこを楽しむのもまた一興かと。
ただ、やはり日常の謎を主題にしているということで、どうしても分量と事件のスケールが噛み合わなかったなぁと思います。
キャラクター性が強くミステリーに絡んでいるのもあって、この本ではその性格がテーマの中心になっていました。
あまり、詳しくは書きませんが、夏はやはり、二人の性格が暴走したが故に盛り上がったし、事件も大きなスケールになりました。小山内さんの性格も夏で非常に明確になったということで夏季限定のほうがどうしても面白かったなと思ってしまいます。
シリーズを通して読んでいるせいか、結末の動機も性格を知っていればある程度読める分、ミステリー部分(スケールではなく伏線など)をもう少し追加してくれれば良かったなというのが正直な感想です。
ただ、面白くなかったわけではないのです。
考えてみれば、シリーズものとしても第三弾として順当なところだったと思いますし、堂島や他のキャラクターなんかが、小市民に対して、一言ぶつけるところなんかはとても共感しました。
なんというか、読者視点だからかもしれませんが、羊の皮をかぶった狼というよりも無害な振りをアピールするただの狼のような気がします。
現に、付き合った彼女や堂島のように少し深く付き合ってみればすぐ本性がみえてくる。
さて、冬季限定はどうなるのでしょうか。少し素直になったりするのだろうか。
そういえば、タイトルが二転三転されたのはこういう理由があったからなんですね。スイーツもきっちり押さえているシリーズ故に素晴らしい展開だったと思います。
しかし、その経緯を少し説明しすぎな気がします。
僕個人としては、あまり文章ではっきりと説明されるのはわかり易いけれど、好きではありません。
どうしてもテーマがはっきり見えすぎるので。
このタイトルの変遷が、この本のテーマに直結するのだから、もっとぼかしたほうが良かった気がします。
今年もよろしくお願いします。
何気に一ヶ月も空けたのは初めてだったようで。
ご無沙汰しております。
去年の十月からというものの本があまり読めず、紹介しようと思う本はさらにわずかでした。
今もその状態が続いております。
別にそんな多忙ではないのに、なぜ?
たぶん、字を読むことが多くなってるからだと思います。
ちなみに去年の読書量は100冊ちょっとでした。
一応年間目標は達成しましたね。
前回の記事を見た方はわかると思いますが、連城氏との素晴らしい出会いが会ったので、
今年のお正月は直木賞受賞作「恋文」を読みました。
最高でした。すべてが。
これからゆっくりと読みたくなったときに連城氏の作品を読んでいこうと思っています。
それだけで読書の未来は明るく見えますね。
今年もなんとか100冊ぐらいは読みたいな。
現時点で、5冊ぐらいだけど…。
挨拶が遅れに遅れてしまいましたが、今年も拙いブログをよろしくお願いします。
ご無沙汰しております。
去年の十月からというものの本があまり読めず、紹介しようと思う本はさらにわずかでした。
今もその状態が続いております。
別にそんな多忙ではないのに、なぜ?
たぶん、字を読むことが多くなってるからだと思います。
ちなみに去年の読書量は100冊ちょっとでした。
一応年間目標は達成しましたね。
前回の記事を見た方はわかると思いますが、連城氏との素晴らしい出会いが会ったので、
今年のお正月は直木賞受賞作「恋文」を読みました。
最高でした。すべてが。
これからゆっくりと読みたくなったときに連城氏の作品を読んでいこうと思っています。
それだけで読書の未来は明るく見えますね。
今年もなんとか100冊ぐらいは読みたいな。
現時点で、5冊ぐらいだけど…。
挨拶が遅れに遅れてしまいましたが、今年も拙いブログをよろしくお願いします。
Rachel
2008年読本ランキングBEST10!!!
さて、今年もこれで締めたいと思います。
初めに言っておきますが、このランキングは僕が今年読んだ本のbest10なのでよろしくお願いします。
今年出版された本のランキングではないので、古い本もたっぷり入ってます。
ちなみに
2006年度BEST10はこちら
2007年度BEST10はこちら
まずは次点の紹介から。
『遠まわりする雛』 米澤 穂信
作品単体の評価は別として、シリーズ物として素晴らしい短編集になった小説だと思います。ちょっとしたエピソードを楽しみつつも、次の作品への期待度を高めたとても良い短編集でした。心の底から追いかけてよかったなぁと思わせられた。
来年度には、また中編集として出るようで嬉しい限り。ただ、米澤氏はここ最近忙しいようなので無事出るかどうかはわからないね。まぁ、出る情報があるだけ嬉しい。ということで来年ももっと人気が出るだろうなぁ。
第10位
『ラットマン』 道尾 秀介
今年も若手ながらも本当に精力的に動いていた道尾氏。来年もどうやら色々決まっているようで非常に速筆な人なんだなぁと思っています。それにも関わらず一定の品質をしっかり超えて出してくる辺りがすごい!
当作品も、東野氏のようにきっちりトリックと動機を絡めてくるのが、道尾氏の方向性が見えてくるようだった。本格ミステリーの若手としてこれからも読んでいきたい。ただ、個人的にはもっと無茶苦茶な作品を書いて欲しいと思っている。それだと売れないから無理かもしれないけどね。ラットマンも非常に丁寧でいて、テーマも分かりやすく良作だった。来年はどうなるんだろうか?
少し、食傷気味なので、『向日葵の咲かない夏』のように一風変わった小説を出して欲しいな。
第9位
『天涯の砦』 小川 一水
あまりSFを読まない人にもお薦めしたい作家の一人。少し展開が甘いところもあるが、それはこの人の持ち味ということで。
この作品は、映画のアポロ13を思い出させた。それぐらい宇宙空間に閉じ込められるという緊張感があったということだろう。
来年一月に加筆修正して文庫化されるのでこの機会に是非手にとって欲しいです。面白いですよ。難しくもないし。
こちらで紹介しています
第8位
『交換殺人には向かない夜』 東川 篤哉
今年に入って、東川篤哉氏の作品を制覇。正直、嵌った。ユーモアミステリということでなかなかランキングや人気にならないかもしれないが、三谷幸喜なんかを好きな人にはお薦めしたいな。クスクス笑えるから。
もちろんミステリーとしても侮れないレベルなのは確か。
あんまり言いたくないけどさ、ミステリーだからって人の死を感動的に悲劇的に扱わなければならないってことはないよね。最近なんでも涙涙だから、少しうっとおしい。
人が死んでるのに緊張感もない小説だってすごい面白いよ?
これはシリーズものになってるので気に入ったら、ほかの光文社文庫から出てるシリーズも読んでみてね。
こちらで紹介しています
第7位
『首無の如き祟るもの』 三津田 信三
今年もきっちりやってくれました三津田氏。『山魔の如き〜』はこのミスランキングにも入って、すばらしい作家になられましたね。もちろん実力も申し分なし。あとは、しっかりホラーとミステリーを合体させてくれればいいのになぁ。
この首無もミステリーとしては非常に楽しめた。というか、まだこれだけ仕掛けてくる作家もいるんだなぁとびっくりしました。
少し、惜しいのはちょっと文章のせいか、ホラーの恐さが足りなかったと思います。なんで僕は『魅物の如き』が一番恐くて面白かったけど、首無のほうがトリックとしては痺れたという感じです。ただ、本当にレベルの高い小説を書いてくれますね。来年からこのシリーズも文庫化されるので、もっと多くの人に読まれると嬉しいな。
こちらで紹介しています
第6位
『たったひとつの冴えたやりかた』 ジェイムス・T・ジュニア
最初はなんだこの表紙と思ったものの、名作らしいの購入。
しかし、この表紙は読んだ後からだと非常に良い表紙だと思えた。3編入っているのだが、表題作の主人公の女の子をうまく絵で表現していると思う。表紙で敬遠せず是非買って欲しい。
『冷たい方程式』と同じようなテーマだが、絶望しかない状況で、凛としたこの女性キャラクターは非常に良かった。読んでいて思わず、なんて素晴らしい子なんだと感動してしまった。
SFを読んでいて思うことだけど、非常に人間臭さがリアルに出てしまうなぁと感じることが多い。感情が剥き出しになってしまうのだ。古い作品だが、これからもずっと読まれる小説だと思う。素晴らしい。
第5位!!!
『あなたの人生の物語』 テッド・チャン
難しくもあったが、文体がうまいのもあって引き込まれた。非常に切れ味鋭い短編集であり、SFとしての魅力も十分詰まっていた。
宗教をテーマにした作品なんかも、SFだとこういう風に描かれるのかと感心しました。
ただ、面白いと思いつつも、理解できないところも多く、自分の読解力のせいで目いっぱい楽しめなかったのが悔しい。
それでも、この位置にあるぐらい名作だった。国内からも非常に人気があるのが頷ける作品です。
こちらで紹介しています
第4位!!!
『ハルビン・カフェ』 打海 文三
もう亡くなったのは去年のことか。今年ですべて出たので、あとは文庫化があるのみだ。
この作品は打海氏の代表的作品になったのではないだろうか。
打海氏を始めて読む人にお薦めしたい。こんなに素晴らしい良作があったのかと驚くことだろう。ハードボイルドの格好良さも然り、スパイ小説としても素晴らしい。登場人物の台詞のよさや退廃した地域の描写も最高だった。
打海氏はあまり作品は多くないが、その代わり、時間をきっちりかけているので、隙がない。完成度が高い作品が多い。それだけにこれからも多くの人に読んでもらいたいな。損はしないよ、絶対。
こちらで紹介しています。
BEST3
第3位!!!
『ドリーミング・ホーム・アンド・マザー』 打海 文三
打海氏の遺作。
一度は読んだが、再読してから、ここで紹介しようと思ったまま機会が得られていない。
このミスという雑誌で、投票者の誰かが、この作品で打海氏のことを『官能の可能性』と表現していたが、まさに言い得て妙。
『愛と悔恨のカーニバル』も素晴らしかったが、これも非常にぞくぞくさせられた小説だった。こういう部分をきっちりテーマにして表現する作家が他にどれだけいるのか。読者が面白いところを書くよりも、読者に面白いと思わせることの素晴らしさだ!
ジャンルとか感動とかにこだわっているとたぶん一生この人の作品に出会えないと思う。とにかくスパイシーなものを読みたいんだという人にお薦めしたい。たぶん想像も出来ないと思うよ。読まなきゃね。最高だった。
第2位!!!
『ラギッド・ガール』 飛 浩隆
もう何も言うことは無いってぐらいに一作一作がすばらしい。というか、期待を絶対裏切らない。相変わらず文章も洗練されているし、躊躇なく欲望を描いているので良い。
残念ながら、新作は全然でないけど、待つしかない。その分、絶対期待を裏切らないから。この人の作品を読んで、なんとなく思ったんだけど、いくらSFを描こうとしたって、書いている人間が文章を躊躇したら駄目だね。いくら残酷であろうがAIであろうが、そこに人間の甘さを入れたら駄目になっちゃうと思うな。SFの面白さは欲望がストレートに表現されるところだと僕は思う。だからこそ星新一はそこにブラックユーモアを入れたのではないか。
こちらで紹介しています。
第1位!!!!!
『戻り川心中』 連城 三紀彦
申し分ないね。この人に出会えただけでも今年は十分だったといっても良い。
古い作品だけど、本当に読めてよかった。まだまだ、ミステリーも面白い作品が目白押しだ。ここまできっちりミステリーと動機を繋げて書いた作品はなかなか無いと思う。もちろん繋がってる小説はたくさんあるんだけど、文章が下手なせいか、あるいはトリックを説明してしまうせいか、どうも結局ミステリーですって感じの小説が多い。
しかし、この作品はそこをきっちり面白くしてくれるから最高だった。
本当にこの人に出会えてよかった。今年はもうこれで十分だと思いました。
文句なしの一位です!!
こちらで紹介しています
初めに言っておきますが、このランキングは僕が今年読んだ本のbest10なのでよろしくお願いします。
今年出版された本のランキングではないので、古い本もたっぷり入ってます。
ちなみに
2006年度BEST10はこちら
2007年度BEST10はこちら
まずは次点の紹介から。
『遠まわりする雛』 米澤 穂信作品単体の評価は別として、シリーズ物として素晴らしい短編集になった小説だと思います。ちょっとしたエピソードを楽しみつつも、次の作品への期待度を高めたとても良い短編集でした。心の底から追いかけてよかったなぁと思わせられた。
来年度には、また中編集として出るようで嬉しい限り。ただ、米澤氏はここ最近忙しいようなので無事出るかどうかはわからないね。まぁ、出る情報があるだけ嬉しい。ということで来年ももっと人気が出るだろうなぁ。
第10位
『ラットマン』 道尾 秀介今年も若手ながらも本当に精力的に動いていた道尾氏。来年もどうやら色々決まっているようで非常に速筆な人なんだなぁと思っています。それにも関わらず一定の品質をしっかり超えて出してくる辺りがすごい!
当作品も、東野氏のようにきっちりトリックと動機を絡めてくるのが、道尾氏の方向性が見えてくるようだった。本格ミステリーの若手としてこれからも読んでいきたい。ただ、個人的にはもっと無茶苦茶な作品を書いて欲しいと思っている。それだと売れないから無理かもしれないけどね。ラットマンも非常に丁寧でいて、テーマも分かりやすく良作だった。来年はどうなるんだろうか?
少し、食傷気味なので、『向日葵の咲かない夏』のように一風変わった小説を出して欲しいな。
第9位
『天涯の砦』 小川 一水あまりSFを読まない人にもお薦めしたい作家の一人。少し展開が甘いところもあるが、それはこの人の持ち味ということで。
この作品は、映画のアポロ13を思い出させた。それぐらい宇宙空間に閉じ込められるという緊張感があったということだろう。
来年一月に加筆修正して文庫化されるのでこの機会に是非手にとって欲しいです。面白いですよ。難しくもないし。
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第8位
『交換殺人には向かない夜』 東川 篤哉今年に入って、東川篤哉氏の作品を制覇。正直、嵌った。ユーモアミステリということでなかなかランキングや人気にならないかもしれないが、三谷幸喜なんかを好きな人にはお薦めしたいな。クスクス笑えるから。
もちろんミステリーとしても侮れないレベルなのは確か。
あんまり言いたくないけどさ、ミステリーだからって人の死を感動的に悲劇的に扱わなければならないってことはないよね。最近なんでも涙涙だから、少しうっとおしい。
人が死んでるのに緊張感もない小説だってすごい面白いよ?
これはシリーズものになってるので気に入ったら、ほかの光文社文庫から出てるシリーズも読んでみてね。
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第7位
『首無の如き祟るもの』 三津田 信三今年もきっちりやってくれました三津田氏。『山魔の如き〜』はこのミスランキングにも入って、すばらしい作家になられましたね。もちろん実力も申し分なし。あとは、しっかりホラーとミステリーを合体させてくれればいいのになぁ。
この首無もミステリーとしては非常に楽しめた。というか、まだこれだけ仕掛けてくる作家もいるんだなぁとびっくりしました。
少し、惜しいのはちょっと文章のせいか、ホラーの恐さが足りなかったと思います。なんで僕は『魅物の如き』が一番恐くて面白かったけど、首無のほうがトリックとしては痺れたという感じです。ただ、本当にレベルの高い小説を書いてくれますね。来年からこのシリーズも文庫化されるので、もっと多くの人に読まれると嬉しいな。
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第6位
『たったひとつの冴えたやりかた』 ジェイムス・T・ジュニア最初はなんだこの表紙と思ったものの、名作らしいの購入。
しかし、この表紙は読んだ後からだと非常に良い表紙だと思えた。3編入っているのだが、表題作の主人公の女の子をうまく絵で表現していると思う。表紙で敬遠せず是非買って欲しい。
『冷たい方程式』と同じようなテーマだが、絶望しかない状況で、凛としたこの女性キャラクターは非常に良かった。読んでいて思わず、なんて素晴らしい子なんだと感動してしまった。
SFを読んでいて思うことだけど、非常に人間臭さがリアルに出てしまうなぁと感じることが多い。感情が剥き出しになってしまうのだ。古い作品だが、これからもずっと読まれる小説だと思う。素晴らしい。
第5位!!!
『あなたの人生の物語』 テッド・チャン難しくもあったが、文体がうまいのもあって引き込まれた。非常に切れ味鋭い短編集であり、SFとしての魅力も十分詰まっていた。
宗教をテーマにした作品なんかも、SFだとこういう風に描かれるのかと感心しました。
ただ、面白いと思いつつも、理解できないところも多く、自分の読解力のせいで目いっぱい楽しめなかったのが悔しい。
それでも、この位置にあるぐらい名作だった。国内からも非常に人気があるのが頷ける作品です。
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第4位!!!
『ハルビン・カフェ』 打海 文三もう亡くなったのは去年のことか。今年ですべて出たので、あとは文庫化があるのみだ。
この作品は打海氏の代表的作品になったのではないだろうか。
打海氏を始めて読む人にお薦めしたい。こんなに素晴らしい良作があったのかと驚くことだろう。ハードボイルドの格好良さも然り、スパイ小説としても素晴らしい。登場人物の台詞のよさや退廃した地域の描写も最高だった。
打海氏はあまり作品は多くないが、その代わり、時間をきっちりかけているので、隙がない。完成度が高い作品が多い。それだけにこれからも多くの人に読んでもらいたいな。損はしないよ、絶対。
こちらで紹介しています。
BEST3
第3位!!!
『ドリーミング・ホーム・アンド・マザー』 打海 文三打海氏の遺作。
一度は読んだが、再読してから、ここで紹介しようと思ったまま機会が得られていない。
このミスという雑誌で、投票者の誰かが、この作品で打海氏のことを『官能の可能性』と表現していたが、まさに言い得て妙。
『愛と悔恨のカーニバル』も素晴らしかったが、これも非常にぞくぞくさせられた小説だった。こういう部分をきっちりテーマにして表現する作家が他にどれだけいるのか。読者が面白いところを書くよりも、読者に面白いと思わせることの素晴らしさだ!
ジャンルとか感動とかにこだわっているとたぶん一生この人の作品に出会えないと思う。とにかくスパイシーなものを読みたいんだという人にお薦めしたい。たぶん想像も出来ないと思うよ。読まなきゃね。最高だった。
第2位!!!
『ラギッド・ガール』 飛 浩隆もう何も言うことは無いってぐらいに一作一作がすばらしい。というか、期待を絶対裏切らない。相変わらず文章も洗練されているし、躊躇なく欲望を描いているので良い。
残念ながら、新作は全然でないけど、待つしかない。その分、絶対期待を裏切らないから。この人の作品を読んで、なんとなく思ったんだけど、いくらSFを描こうとしたって、書いている人間が文章を躊躇したら駄目だね。いくら残酷であろうがAIであろうが、そこに人間の甘さを入れたら駄目になっちゃうと思うな。SFの面白さは欲望がストレートに表現されるところだと僕は思う。だからこそ星新一はそこにブラックユーモアを入れたのではないか。
こちらで紹介しています。
第1位!!!!!
『戻り川心中』 連城 三紀彦申し分ないね。この人に出会えただけでも今年は十分だったといっても良い。
古い作品だけど、本当に読めてよかった。まだまだ、ミステリーも面白い作品が目白押しだ。ここまできっちりミステリーと動機を繋げて書いた作品はなかなか無いと思う。もちろん繋がってる小説はたくさんあるんだけど、文章が下手なせいか、あるいはトリックを説明してしまうせいか、どうも結局ミステリーですって感じの小説が多い。
しかし、この作品はそこをきっちり面白くしてくれるから最高だった。
本当にこの人に出会えてよかった。今年はもうこれで十分だと思いました。
文句なしの一位です!!
こちらで紹介しています
合同プロジェクト第3弾! 古本屋のススメ

さて、一万HITも兼ねて、今年もこの季節です。
いつもネタに困るのですが、今回はこれでいきます。
RAIさんとは大学時代の友人です。
彼は映画館で長い間働いた経験もあるので、映画館のススメを紹介してもらいました。
彼の記事はこちら。→Theater Raiou
僕のほうは古本屋の買い方なんかを紹介しようかと。
あくまで自分の買い方ですけどね。古本屋好きな方や本が好きだけどお金の無い学生なんかは少し参考にしていただければと。
ただ、これは出版社や著者には一銭も入らないので、ご了承ください。
さて、まずはどこにでもある、海外にまで進出しているブックオフから。
僕は大体10件近く知ってるんですが、やはり店長の力なのか。あるいは地域性なのか特色が出ています。
まずは個人的に良い店の基準とは。
1、棚在庫の回転率が高い。
2、店独自でセールをやっている。(共通のキャンペーン以外)
3、店員の声が元気だ。少しうざいぐらいが丁度良い。
まずは1番から。
これはやはり回転率が高いと、需要と供給がうまく行っているので。
棚を見てもらうとわかるんですが、同じ本が何冊も並んでるところなんかはいくら規模がでかくても
隙間を無いようにしてるだけで、回転率も悪いです。
一見規模がでかそうに見えても、同じ本ばかり並んでる場合があります。そんな場合は百円コーナーも必然的に種類も少なくなってきます。なんで、売りに来る人もあんまりいないとなるとずっとそういう状態が続くことが多いです。
反対に、小さい規模でも回転率が高い。つまり店員さんが何回も在庫補充してるような場合は
棚も充実し、百円に落ちていく本も多くなるのでお薦めです。こういう店は在庫が多く、棚に入らなくなってくると、250円均一のタイムセールなんかをして、在庫を減らそうとしてくるのでその時なんかはチャンスです。単行本なんかも文庫よりもタイムセールをする機会が多い気がします。
それが2番目の独自のセールですね。たぶん、マニュアルなんかにタイムセールもあると思いますが、在庫が動かない店ではこういうものを全然やりません。
小説だけでなく、CDも200円引きセールをやってる店もありますね。
そして、3番目。回転率が多い店なんかは、非常に元気が良いですね。
個人的に主婦の店員さんなんかは元気がある印象があります。そういう店は統制もとれてるし、
綺麗な棚が多いので良いですね。
是非、通って判断してみてください。
で、売る方ですが、正直ブックオフはお勧めできないかと。
ただ、新刊なんかは人気本でなくてもそれなりに良い値段で買ってくれるかも。
人気の乙一や東野圭吾、伊坂幸太郎なんかを売る場合は、こういう全国展開の店なんかよりも
もっと規模の小さいチェーン店なんかで、高く買い取ってくれることがあります。
特に新刊だけ別の特別コーナーなんかにしてる店は必然的に買い取りも高いので、飽きちゃっていらないっていう方はこちらに行くと良いかも。
ただ、こういう店も一長一短で、人気本なんかを買う際、あるけど、全然値引いてないな〜。なんてこともあるので、ブックオフに行ってから、こういう店に行くという順序がいいかも。
漫画は残念ながら、何もしなくても回転率が高いのでセールをするようなところはありませんね。
百円のコーナーなんかはまとめ売りしてる場合もありますが。
まぁ、不景気なせいもあって、出版業界も厳しいでしょうし、こういう古本屋が逆に盛況になるかもしれませんが、小説は安くて長く楽しめるものなんでこの機会に是非。
ブックオフの場合は、黄色の紙に黒い字で500円均一!と書いてあるものを棚に掛けているので、見掛けたら迷わず駆け込んでください。
ちなみに値札の色が、赤、青、緑、黄色とあるみたいですが、どうやらこれは店独自で季節ごとに決めてるそうで、百円コーナーに落とすときに参考にするみたいです。
一年経ったからとか、もう前の赤は落としちゃおうという風に決めてるみたいです。
比較的規模の小さいチェーン店は、人気本などに力を入れてることが多いので、どうしても欲しいけどお金がない!なんてときは行って見るといいですよ。
まぁ、改めて言うと、出版社や著者に全くお金も入らないし、他の人からはケチ臭いなんて言われそうな買い方(笑)ですが、これを機にたくさんの本を若い子にも読んでもらいたいもんです。
そういう方は待ちきれなくて絶対に新刊を買うようになると思いますよ。
本を読もうと思ってるけど、あんまり買えないような若い子やこれから読もうと思っている人なんかを対象とした記事だと思ってください。
それでは。
『パソコンの大掃除』
さて、皆さん、大掃除は済みましたか?
今日はこのブログに馴染みのないネタを紹介しようと思います。
それはパソコンの高速化です。もちろん掃除も兼ねています。
今windowsXPを使ってる方も多いと思うので、紹介します。
そろそろパソコンを買い替えたいという方もいるかもしれませんが、vistaの次が後2年ぐらいで
公開されるのでもう少し待ってみては?
最近のpcのスペックもメーカー品でありながら非常にハイスペックになってきています。
ただ、今のPCをもう破棄すべきなのかはこれを試してみてから、考えてください。
パソコンは便利であるが故に、使わない機能がたくさんありますからね。
こちらのサイトを参考にしてください。→WindowsXP高速化.com
ただ、このサイトのすべてをやる必要はありません。
正直、レジストリやbios設定なんかをいじるのは、危険も多いので。
サイトの高速化04までをするだけでも非常に軽くなるので是非おためしを。
今日はこのブログに馴染みのないネタを紹介しようと思います。
それはパソコンの高速化です。もちろん掃除も兼ねています。
今windowsXPを使ってる方も多いと思うので、紹介します。
そろそろパソコンを買い替えたいという方もいるかもしれませんが、vistaの次が後2年ぐらいで
公開されるのでもう少し待ってみては?
最近のpcのスペックもメーカー品でありながら非常にハイスペックになってきています。
ただ、今のPCをもう破棄すべきなのかはこれを試してみてから、考えてください。
パソコンは便利であるが故に、使わない機能がたくさんありますからね。
こちらのサイトを参考にしてください。→WindowsXP高速化.com
ただ、このサイトのすべてをやる必要はありません。
正直、レジストリやbios設定なんかをいじるのは、危険も多いので。
サイトの高速化04までをするだけでも非常に軽くなるので是非おためしを。
『百瀬、こっちを向いて。』 中田 永一
『百瀬、こっちを向いて。』 中田 永一祥伝社 ハードカバー
1400円
評価 ☆☆☆☆☆★★★★★
あらすじ
クラスの中で最も「人間レベル」が低い“僕”は、いわば教室の障害物のようなものだった。いつもできるだけひっそりと気配を消している僕は、このまま女の子と手を繋ぐこともなく、生涯を終えるのだろう…と思っていたが、とあるきっかけで日常ががらりと変わることに。
僕の尊敬する先輩で、学校中の人気者である宮崎瞬先輩…かつては瞬兄ちゃんと呼んでいたが、今はとてもそんなに気安く呼べない…から、ひとつの頼み事をされる。宮崎先輩とつきあっているこれまた美人の神林先輩が、宮崎先輩に憧れている後輩の百瀬陽との仲を疑っている、ついては僕にその百瀬とつき合っているふりをしてくれないか…ということだった。
女の子とろくに会話すらしたことのないこの僕が、百瀬のような美少女とつきあうふりができるのだろうか? こうして二人の擬装された学園生活が始まった。
…しかしそうやってお互い徐々に距離が近づくうち、僕の中に、初めて知った息苦しい感情が芽生え出す。僕は自分にこういい聞かせる。
おまえの気持ちは錯覚だ。おまえは演技にのめりこみ過ぎているんだよ。
いっしょにいてたのしい、うれしい、といった気持ちを遮断するんだ。この騒動が終わったら、またおまえは一人になるんだからな…。(「百瀬、こっちを向いて」)
圧倒的な叙情と奇想! 大型新人が贈る傑作恋愛小説集。
紹介
少し、他のブログの感想なんかを見てたのですが、気になったのは、中田永一氏は覆面作家で、その正体は、あの乙一らしいというネタ。どうやら、結構信憑性のある話らしい。詳しくは検索をかけてもらうとすぐわかります。
まぁ、確かに乙一氏好きにはお薦めしたいとか書こうとしたけどさ…
なんか、乙一氏だと仮定するとまた紹介方法も変わってくるわけで…。ただの新人作家とおもっていましたし。
言うまでも無く、表題作が一番の出来かと。書き下ろしの「小梅が通る」もそれに次ぐ感じですね。で、あとの2作品は同等といったところでした。
乙一氏なのかはともかく、キャラクターもきっちり魅力的に書かれていて、しかも青春恋愛の女性視点が3つということで新鮮な感じでした。
文章も軽くはあるものの、無駄がなく一人称としても心情を書きすぎない感じがとても良かったです。
ただ、難点を挙げるなら、どんでん返しが僕は楽しめませんでした。恋愛小説集ということもあり、
僕は恋愛小説を描くのにどんでん返しは必要なのかなといった印象を受けました。あくまでこれは個人的な部分であり、そこがいいんだ!という方もたくさんおられたようです。
ただ、表題作なんかも百瀬のキャラクターがもっと見たいと思わせられましたし。この百瀬と主人公のやり取りだけで引っ張れたんじゃないかと。
どうも、僕が恋愛小説に読み慣れてないせいか、変な先入観があり、こういうエンタメ的展開を嫌ってしまったようです。乙一氏もこういう要素を入れてきますしね。
でも、「暗いところで待ち合わせ」なんかもどこが面白かったと考えれば、ミステリー的要素ではなかったと思いませんか?
まぁ、人それぞれ色々な部分で楽しめるので、これぐらいにしておきます。
ちょっと個人的事情もあってこの本を手にとりましたが、軽く読みやすい。そして、読後感が非常に心地よいので誰にでもお薦めします。
ただ、前にも述べたように、どんでん返しの部分が蛇足に感じてしまったので少し評価は下げました。
他の部分は文句無く良かったので、今回紹介しました。
興味を持った方は是非。若い子にもお薦めしたいな。もちろん色んな意味で乙一好きにもね。

