『摩天楼の怪人』 島田 荘司 著評価 ☆☆☆☆☆☆☆☆☆(星9個)
注意 この本はパラッとめくってはいけません。イラストでネタバレになってしまいます。くれぐれもページを開かないように。
あらすじ
舞台はマンハッタン。高層ビルが立ち並ぶ島で、コロンビア大学助教授御手洗潔が事件に挑む。死に間際の大女優が50年前、34階にいた自分が1階で人を殺したと告白する。時間はたったの十分。そのとき停電してエレベーターは使えない。また当時ビルの窓ガラスがすべて割れる事件が発生する。原因は不明。さらに、二人もの女優が拳銃自殺をしている。そのビルに隠された謎とは!?
島荘御馴染みの壮大なストーリー。なんでもない事件に隠された時代の歴史を御手洗が見事に解き明かす。
書評
久しぶりに島荘らしさが出た作品でしたね。いちファンとしてはいうことないです。
まず、素敵な謎の数々。ざっと数えても5,6個はあります。細かいのを含めればもっと。またエジプト文字の暗号なんかもあり、遊び心は満載です。十分楽しめる量だと思います。
次に、ストーリー。相変わらず綿密に書かれています。僕でもマンハッタンの歴史が少し理解できるぐらいに紹介できています。あとがきでも本人が触れていますが、初心者ようのガイドにもなるぐらい。そしてそれが無駄になっていません。すべて事件に関わっています。ビルの高層競争も関係しています。
少し、注文をつけるなら、伏線が少し物足りなかったような気がします。ミスディレクションにはすっかりだまされてしまいましたが。
あっと驚くのもないかな。むしろ真実を聞いたときに「すごいなぁ」と感嘆しました。それが御手洗シリーズの特徴ともいえるような気がします。
ただ、感動とか熱いものはありません。感嘆もしますし、素晴らしい小説ですが、ミステリという意味で言っています。恋愛とか友情とかそういう意味での感動はないです。犯人の告白を聞いても僕はそう思いました。それを望んでいる人は違う本を読んだほうがいいでしょう。
総合的に、綿密なストーリー構成。壮大なトリック。シンプルな解決編ということで申し分ないです。文句なしの星9個です。
時間が掛かったけど久しぶりに堪能しました。
以下少しネタバレです。
一気に2つも更新しました。
二日にわけたらいい話なんですが、書き出したら止まりません。
どうでもいいのですが、最近FMで流れてるYUKIの「メランコリニスタ」がとてもいい感じです。なんか適度に力が抜けてて、耳にすぅーと入ってきます。前の「JOY」が気に入らなかったので。
メランコニリッサ♪
まさにこんな感じです。伝わらないと思うけど…
本が全然読めてない。気分的に乗らない…。まぁ、気長に読みます。ただ、そうなるとブログも気長になってしまう…。
なんとかします!
チェ、チェ、チェッコリッサ♪
二日にわけたらいい話なんですが、書き出したら止まりません。
どうでもいいのですが、最近FMで流れてるYUKIの「メランコリニスタ」がとてもいい感じです。なんか適度に力が抜けてて、耳にすぅーと入ってきます。前の「JOY」が気に入らなかったので。
メランコニリッサ♪
まさにこんな感じです。伝わらないと思うけど…
本が全然読めてない。気分的に乗らない…。まぁ、気長に読みます。ただ、そうなるとブログも気長になってしまう…。
なんとかします!
チェ、チェ、チェッコリッサ♪
『あひるの空』 日向 武史お勧め度 星8.5個
紹介
主人公は身長150cmにも満たない少年。名前は車谷 空
空が入った高校のバスケ部は不良のたまり場だった。バスケを愛する空が奮闘し、壁を突破していく。ヤンキーの双子である千秋と百春(ももはる)は空に影響されて一度は諦めたバスケットを始める。やがてバスケット部は正式に作られ、部はつまずきながらも初試合、予選、ライバルなどの壁に立ち向かっていく。
週刊マガジン連載。現時点で10巻まで出てます。
感想
僕はまだ4巻までしか読んでないので、あしからず。紹介文を読んでみたらわかる通り、一見ベタなストーリーです。でも王道こそが素晴らしいと感じました。去年のM−1グランプリのブラマヨみたいな感じかな。作者曰く、ギャグ漫画らしいのですが。確かにギャグもあります。でも試合なんかはとても真剣な本格バスケット漫画になっています。
やはり、なんといってもこのメリハリが素晴らしい。ふざけるときはふざける。真剣なときは真剣になる。これがとても良かった。お互いが引き立てあってます。
キャラクターもそれぞれ違った魅力を持ってます。空と同様、千秋と百春なんかはいい味だしてます。194センチのポイントガードにはびっくりしますが。
空と母親とのシーンに思わず泣いてしまいそうになりました。ベタな話なんですけどね…。絵も力があって、とても良いです。上の画像を見てもらえればわかるはず。ちなみに9巻です。
ギャグのシーンは少しおもしろいって感じです。ただ、これは年齢差があると思います。少年誌ならではのギャグという感じ。でもつまらないわけではないので。
誉めまくってますけど、今はまだ悪いところは探しません。これからの展開が楽しみで仕方がない。王道であるがゆえに期待を裏切って欲しいと思ってます。評価は今後の希望も兼ねて8.5にしました。個人的に今は9個といってもいいのですが。
良かったら、マガジンで絵だけでも見てみたらどうですか?

評価 星4個 (星10個中)
紹介
電車である女性を助けた秋葉系オタクの恋愛話。その女性を攻略するため、巨大掲示板2ちゃんねるに助けを求める。ハンドルネームは電車男。様々な住人からアドバイスを受けて、次々とクリアしていく。その報告を受けた電車男と同類の住人たちが、萌え死んでいく。
2ちゃんねるというものがいい意味で世間に広がった作品。ちなみに書籍のほうはミリオンセラー。
感想
ネットで電車男を読んでいたのもあって、中谷美紀目当てで見てみました。やっぱり文字のほうが電車男らしいような感じです。活字というものは想像が楽しいので。ただ、中谷美紀の雰囲気がエルメスっぽくてとても良かった。(あくまで自分の中で)
2ちゃんねらーの応援もイメージとしては合致していたような感触です。ただ、ネットに書き込んでいる文章が声になると生々しくて少し苦手でした。それになんといっても人数がすくない。もっと応援していただろうし。それがネットを使った恋愛の特徴だと思うので、この部分も好きになれなかった。スケールも小さいので。それにもっとギャグみたいなのや、面白い書き込みもありました。縮小版という感じがしましたね。
映画だけの良さはあんまりなかったような。ただ、見ていると少しはにかむ部分はたくさんありました。にやりとしてしまうような感じ。でも、これも映画の良さじゃないか…。
まぁ、最初にこの映画を見たわけではないので、どちらかというとネットで読んだほうが楽しかった僕としてはあまり良くなかったです。評価も星2個でもいいぐらい。
ただ、中谷美紀が好きなんで4個にしときました(笑)←こんなので二倍になる自分が怖い・・・

