高里椎奈 薬屋シリーズ読了2006-09-05(Tue)

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高里椎奈 薬屋 
takasato-short


遂に、高里椎奈氏の薬屋シリーズを読み終えました。

正直、一作目、二作目を読んだときにはどうしようかと思いましたが、
諦めず読み続けてよかった!

ミステリを好きな自分の驕りを認識できた作品でもありました。

ミステリとしてどうなのか?トリックがよくわからない?
謎の説明がわかりにくい。ミステリを味付けとして使っているのか?

などの、疑問や不満ばかりが頭に浮かんでしまい、他の良いところを見ようともせずに「駄目だ」と思い込んでいた自分がバカでした。

もっと、根本的な本を好きな者としての、面白いか面白くないかの部分を大事にしなければと心を改めました。
いまだに、最初に挙げた疑問は感じたままです。しかし、それを超える良い部分をたくさん感じ取れたのでシリーズ全作読むことができた。

このシリーズには様々な魅力があります。たぶん、キャラが良いというかたも多くいるでしょう。それが売りなのかもしれない(文庫装丁参照)

でも、それだけでなく、妖怪の話や、広く浅い雑学(誉めてます)、夢に満ちた物語など、好きになれる部分が多くあります。

キャラの萌えというのもあるでしょう。僕はよくわかりませんが…。でも好きなキャラはいます。

最初は後悔したが、後になってとても良い作品に出会えたなと思います。


不満でいっぱいだったはずなのに、あそこで諦めなかったのは、僕というよりも高里氏の書く小説に魅力を感じていたからでしょう。

今となっては、不満もたくさんあり疑問もありますが、それ以上に薬屋の世界観が好きになりました。

第二部が楽しみです。
silver-bunko



しかし、この文庫の表紙は…。

僕には一気に買う気が失せました。たぶんノベルスで集めることになります。(何冊か図書館で借りました)
ノベルスも装丁は普通ですが。

これをジャケ買いする人もいるでしょう。(amazonでもおられました)

しかし、同じくらい敬遠する人もいるんじゃないでしょうか?
そう思うのは自分だけ?

確かに、表紙ぐらいでと言う方もおられるでしょう。しかし、本を買うということはハードとしての価値もあるということです。

僕はこの文庫ならハードとして入りません。電子書籍でも良いし、図書館で借りるだけでも良い。中身のソフトだけで良いという考えです。

部屋に置きたい、持っておきたいと全く思わないです。

僕はどうしてもこういう表紙には抵抗があります。想像力が限定される気がします。


でも、こういう表紙でジャケ買いをする若い人がいるということはハードとしての本にまだ未来はあるのかもしれないと考えました。

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