
思い立ったが吉日。
DVDを観ようか迷っていたが、レイトショーが23時からやっているということで行ってきました。
公開初日に映画館に行くなんて初めての経験でした。まぁ、滅茶苦茶遅いもんで九時半にチケット取りに行ったら余裕でした。終わるのがなんと午前二時過ぎ。
だらだら喋りながら待ってたんですけど、やっぱり人は少なかったな。
で、肝心の本編なんですがネタバレになるので詳細は言いませんが、非常に面白かったです。
フォントで伝えると…
最高に面白かった!
二時間半もあるのですが、正直息つく暇もありません。次々に展開していくので長くてたっぷり楽しめるストーリー展開です。
何よりもジョーカー演じるヒースが素晴らしい。まさに正義の味方バットマンの対極に位置する人物です。ゴッサムシティに混沌を持ち込む張本人ですが、やはり悪の象徴ですね。人間臭い動機がなくバットマンがいるから俺がいるんだというだけでちょっかいをかけます。
いやぁ、文字で伝えるのは難しいな〜。
いや1200円でこれだけ楽しめるのはなかなか無いですよ。ほんとに。
普段、映画を紹介するときなんかは好きなところなんかを見つけるのですが、このダークナイトはすべてが素晴らしい。脚本もアクションも構成も音楽もカメラワークも。
そして、何より観た後に深く考えれる部分があります。なぜかというとキャラクターがほとんど内面を喋らないんです。一番饒舌なのがジョーカーですから。
だからあのとき、あいつはどう考えていたのかとかを行動から判断することになる。そこに理解力がいるわけですが、非常に練られたキャラクターが中心なので、色々面白く見れるでしょう。
特にジョーカーはどこからどこまで計算しているのかということが気になりましたね。
偶然なのか必然なのか。すべてが計算に見えてくるのがすごいなぁ。
それにしても、正義のヒーローって大変だなぁ。犯人でさえ、殺すことができないもんね。
それにバットマンもジョーカーも人間だからなぁ。ジョーカーなんて殺しまくってるのにバットマンは殺せないのが大変だ。
最後にきちんと「ダークナイト」というタイトルの意味もわかります。
いや、まじで観に行ったほうがいいですよ!アメリカでは興行成績がタイタニックの次になるとかならないとかいうじゃないですか。日本ではどれくらいになるのかわからないけど、僕は今まで観た中でもBEST5に入る傑作だったなぁ。

ついに達成しました1万HIT!!!!
二年ぐらいかかっちゃったなぁ。月に一桁更新でここまでやってきました。
自分が回してる分もありますけど…
また詳しくは今週末ぐらいに書きます。
しかし、夏に読書は向いてないな〜。熱くて全然読めてない。
京都は、盆地気候なのでとても蒸し暑いんですよ。ほんとに。
関西の方はわかると思いますが、天気予報でいつも京都南部は大阪や兵庫よりも1,2度高い。
クーラーも体の調子悪くなるしなぁ。
なんにしてもカウンタ付けて良かったです。過疎ブログの証明になっちゃうって書いてあったけど
細々と続けた軌跡でもあるので。
これからもよろしくお願いします。
rachels
『ラギッド・ガール』 飛 浩隆 著評価 ☆☆☆☆☆☆☆☆☆★(星9個)
あらすじ
「意識とは、“生存”という状態遷移の上にたまたま浮かびあがった模様にすぎないんだよ」
『グラン・ヴァカンス』の絶望と残虐、そして美――すべてはその部屋から始まった。
待望のシリーズ第2章
人間の情報的似姿を官能素空間に送りこむという画期的な技術によって開設された仮想リゾート〈数値海岸〉。その技術的/精神的基盤には、直感像的全身感覚をもつ一人の醜い女の存在があった――〈数値海岸〉の開発秘話たる表題作、人間の訪問が途絶えた〈大途絶〉の真相を描く書き下ろし「魔述師」、〈夏の区界〉を蹂躙したランゴーニの誕生篇「蜘蛛の王」など全5篇を収録。〈数値海岸〉開設から長篇『グラン・ヴァカンス』に至る数多の謎を明らかにし、現実と仮想の新たなる相克を準備する、〈廃園の天使〉シリーズ待望の第2章。
紹介
現時点で飛氏の最新作になります。これを読んじゃうと、飛氏の本を読めなくなるので我慢していたのですが、読みたくなったので少しずつ楽しんで読みました。
相変わらず文章も美しく、艶やかですばらしい。グラン・ヴァカンスに比べると若干SF色が強いせいか、説明的な文体になっているものの変わらず楽しめるでしょう。
読んだ率直な感想はこんな裏側があったとはなぁという感じ。まぁ仮想世界を作った現実世界を舞台に書く以上、緻密な設定を描く必要はあると思うのですが、こんな機構になっていたとは。
まだまだ仮想現実も面白いなぁ。この本でもって廃園の天使シリーズが一層サイエンスフィクションっぽくなったと思います。でも相変わらず良い文体で素晴らしいなぁ。
では以下一個ずつ感想を。
『夏の硝視体』
グラン・ヴァカンスに出てくるキャラクターのサイドストーリー。グラン・ヴァカンスの雰囲気を思い出させる心地よい短編でした。この『ラギッド・ガール』から読む人は少ないと思うけど、もし飛氏に興味を持ったならこの短編だけでも立ち読みしたら文体の良さが伝わると思うな。少しセクシィで残酷な感じが良い。
『ラギッド・ガール』
著者があとがきでグラン・ヴァカンスではSF的設定を一切書けないという制約があったという風に語ってますが、補完どころか思ってもいない広がり方をしたという印象を受けた。
著者としては現時点では最高作ということだが、どうだろう?ある女性の視点から書かれている分、まだ理解できないところもあった。もう一度読んだら分かるのか、あるいは今後の作品次第で重要な作品になりそうだなという感じ。
『クローゼット』
うーーん、AIに植えつける恐怖というのが理解できなかった。でも感じることはできたという感想しかない。恐いな〜という雰囲気は伝わってくるが、どういうものかはちょっとわからない。楽しめたのは雰囲気だけだということか。
『魔述師』
グラン・ヴァカンスで謎とされていたなぜ人間が突然仮想世界にこなくなったのかという大途絶を明らかにしている。こういう舞台裏だったのかといった感じ。ただ、この大途絶の原因となった動機というものがベタな人間臭いものでなくて良かった。いやすべて人間臭いといえるんだけど、SFだからこそ味わえるものだと思う。しかし、僕らが住んでいる現実世界においてこういう考えを持って行動する人っているのだろうか。愛情とか嫉妬や憎しみなら分かるんだが、アイデンティーというものは曖昧で掴みにくいものだし。こういう動機って人間臭いけど、AIがよくテーマにするなぁ。まぁ、その通りといえばそうなんだけど。わかりにくい感想でごめんなさい。
『蜘蛛の王』
グラン・ヴァカンスで恐怖をもたらしたランゴーニの誕生編。
ある意味一番グラン・ヴァカンスっぽい作品ですね。キャラクターの展開が読めず、何かが常に裏側で動いている物語の進み方は気味悪く読みました。これは一番ファンタジーっぽいなぁ。でも他の短編を読むとまだまだ世界の一部分しか見れてない感じがする。よくAIってさっぱりとして、達観している印象があるんだけど、このAI達はすごくどろどろしてて新鮮な印象だ。いや、本人達はどうせAIだからみたいな感じでいるが、僕からするととても執着している感じがする。それも設定の一つということなのか?
以上、感想でした。
この作品から読む人は少ないと思うが、やっぱりグラン・ヴァカンスから読むことをお薦めしたいね。
あぁ、いつ新作でるのかなぁ。兼業だし仕方がないが、打海氏のこともあるし心配で仕方がないね。
期待して待ってよう。
nice show!!! nice song!!!
京都に住んでいるにも関わらず寺社仏閣を全然知らない僕です。
ということで今回は高台寺へ行って参りました。休日でしたが家から車で30分ぐらいで行けた。
高台寺のリンクはこちら
画像で紹介したいのですが、中はほとんど撮影禁止となっておりまして、来た人だけが観れるものとなっています。
なのでほとんど紹介できない…。
秀吉とねねの木像や天上に大きく描かれた龍の絵など、素晴らしいものがたくさんあります。
庭も小規模ながらも苔や岩などで綺麗に造られています。
ただ、残念なことが一つ。観光客が多いので、庭の風情が全然感じられませんでした。
常に誰か人がいるので、あんまり楽しめなかったなぁ。平日とか夜のライトアップのときに行けばまた違った印象を受けるでしょう。
僕が一番、感動したのは、江戸時代の画人、円山応挙の幽霊の掛け軸。
これがとても感銘を受けましたね。日本風の幽霊を耽美に表していて目を奪われました。
これは一見の価値ありですよ。まじで。
僕はここしか行かなかったのですが、高台寺〜八坂神社〜円山公園を通って、知恩院というルートで楽しむことができるので是非お薦めです。
ついでに少し西へ行って鴨川の堤防を歩くのもまた一興ですよ。
では少し画像を紹介。

高台寺から眺める京都市。向こうに見える山は大阪との境界ですよ。当たり前のように思えるかもしれませんが、京都は盆地なので三方を山に囲まれているんです。
そして高層ビルもないためにずーっと奥まで見渡すことができるんです。全然標高も高くないですよ。
なかなか無い景観だと思いませんか?僕がこういうところが京都の良いところだと思います。

そして、高台寺にそびえる観音様です。なんとここだけ別料金。入るの断念しました。
でも大きすぎて駐車場からでもお顔を拝見できます。
庭も綺麗だし、他の観光地へのアクセスも便利なので、京の都へ来た際は是非寄ってくださいな。
次はどこへ行こうかな〜。金閣寺とかかな。←一回も行ったことない。
やっぱり浦安市民はディズニーランド行かなかったりするんだろうか…
ということで今回は高台寺へ行って参りました。休日でしたが家から車で30分ぐらいで行けた。
高台寺のリンクはこちら
画像で紹介したいのですが、中はほとんど撮影禁止となっておりまして、来た人だけが観れるものとなっています。
なのでほとんど紹介できない…。
秀吉とねねの木像や天上に大きく描かれた龍の絵など、素晴らしいものがたくさんあります。
庭も小規模ながらも苔や岩などで綺麗に造られています。
ただ、残念なことが一つ。観光客が多いので、庭の風情が全然感じられませんでした。
常に誰か人がいるので、あんまり楽しめなかったなぁ。平日とか夜のライトアップのときに行けばまた違った印象を受けるでしょう。
僕が一番、感動したのは、江戸時代の画人、円山応挙の幽霊の掛け軸。
これがとても感銘を受けましたね。日本風の幽霊を耽美に表していて目を奪われました。
これは一見の価値ありですよ。まじで。
僕はここしか行かなかったのですが、高台寺〜八坂神社〜円山公園を通って、知恩院というルートで楽しむことができるので是非お薦めです。
ついでに少し西へ行って鴨川の堤防を歩くのもまた一興ですよ。
では少し画像を紹介。

高台寺から眺める京都市。向こうに見える山は大阪との境界ですよ。当たり前のように思えるかもしれませんが、京都は盆地なので三方を山に囲まれているんです。
そして高層ビルもないためにずーっと奥まで見渡すことができるんです。全然標高も高くないですよ。
なかなか無い景観だと思いませんか?僕がこういうところが京都の良いところだと思います。

そして、高台寺にそびえる観音様です。なんとここだけ別料金。入るの断念しました。
でも大きすぎて駐車場からでもお顔を拝見できます。
庭も綺麗だし、他の観光地へのアクセスも便利なので、京の都へ来た際は是非寄ってくださいな。
次はどこへ行こうかな〜。金閣寺とかかな。←一回も行ったことない。
やっぱり浦安市民はディズニーランド行かなかったりするんだろうか…
闘魂3三銃士として名を馳せた橋本真也が急逝して3年経った。当時大学生だった自分は、友達とブログをやっていて、この話題について記事を書いた記憶がある。プロレスは中学の頃にはまった。当時新日本プロレスはNWOとやり合っていた記憶がある。定かではないが。蝶野は首の怪我で長期離脱していて、武藤敬司がNWOを引っ張っていた。それから蝶野が武藤率いるNWOに対抗して黒いTEAM2000を興した。そこぐらいで僕はプロレスから離れていった気がする。
たぶん、最後に観たプロレスの試合は小川対橋本だったと思う。
僕は橋本ファンだったから、橋本をずっと応援していた。何度もDDTを食らいながらも立ち上がってくる小川にやきもきしたし、後頭部を直撃させ受身もうまく取れないSTOをしつこく掛けてくる小川にイラついた。橋本のフットスタンプを食らって負ければいいと願っていた。
ちなみにフットスタンプという技は、トップロープから相手のおなかにただ飛び降りるというシンプルな技だ。だが、よく考えてほしい。135kgの人間がおなかに飛び降りてくるということを。派手さはないが、とても恐ろしいし、ダメージもでかかったはずだ。あと、橋本選手のキックはとても痛そうだったなぁ。相手選手の背中をバチン!バチン!と蹴る様は人力ではないように見えたよ。蹴るたびに会場が盛りあっていた。得意の垂直落下式DDTはプロレスでしか見れない技だよね。あの迫力が好きでプロレスが好きになった。
まぁ、何が言いたいのかよく自分でもわからないんだけど、やっぱり速すぎる死だったと思うな。
まだまだやれる人だった。ZEROONEを立ち上げていたけど、いつかは闘魂三銃士で何かでっかいことをやってくれるだろうと思ってたのにな。すごい太ってるし、はっきり言ってデブだけど無茶苦茶かっこよかったよ。パワフルだった。
僕が当時好きだった選手は今も元気でやっているのだろうか?
獣神サンダーライガー ← めちゃくちゃ足短い。でも掌底のかっこよさはピカイチ
スコット・ノートン ← ドラエモン体型。外国人選手で一番好き。スレイヤーのギターに似てる気がする。
田中稔 ← 甘いマスクだったけど、技の掛け方は最高に上手かったと思う。ちょっとでも技の緩みがあると返してくるんだ。ジュニアの醍醐味を味わったなぁ。
天山広吉 ← モンゴリアンチョップと髪形が好きだった。意外と良い人っぽい顔してる。
今でも橋本選手のwikiとか見ちゃうと泣いてしまうな。闘魂って言葉が似合う表情をするんだ。試合のときは。
久しぶりにビデオ借りてきて観てみよう。
7月
講談社ノベルス
浦賀和宏 地球人類最後の事件
輪渡颯介 百物語 浪人左門あやかし指南
新潮社
舞城王太郎 ディスコ探偵水曜日
畠中恵 いっちばん
創元推理文庫
東川篤哉 館島
8月
講談社ノベルス
石崎幸二 復讐者の棺
石崎幸二氏の新刊は楽しみですね。たぶんシリーズだろうし。
もう終わりかなと思ってたので安心しました。
輪渡氏は期待の二作目ということでどうなるかといった感じ。
実力はあると思うし、長く続けてほしいね。
あと、東川篤哉氏の館島は島田荘司氏なんかを好きな人にお薦めしたい。
ユーモアミステリだけど、館ものなんで好きな人は多いんじゃないかな。
トリックも楽しめると思いますよ。
9月は狼と香辛料の下巻が発売するみたいです。
ライトノベルってレジに持っていくの恥ずかしいな。堂々としてればいいし、誰も見てないのはわかってても少し恥ずかしい。
対象年齢から外れてるのかな俺…。
やっぱりティーン向けなのだろうか?購買層が気になる。
それではまた。
講談社ノベルス
浦賀和宏 地球人類最後の事件
輪渡颯介 百物語 浪人左門あやかし指南
新潮社
舞城王太郎 ディスコ探偵水曜日
畠中恵 いっちばん
創元推理文庫
東川篤哉 館島
8月
講談社ノベルス
石崎幸二 復讐者の棺
石崎幸二氏の新刊は楽しみですね。たぶんシリーズだろうし。
もう終わりかなと思ってたので安心しました。
輪渡氏は期待の二作目ということでどうなるかといった感じ。
実力はあると思うし、長く続けてほしいね。
あと、東川篤哉氏の館島は島田荘司氏なんかを好きな人にお薦めしたい。
ユーモアミステリだけど、館ものなんで好きな人は多いんじゃないかな。
トリックも楽しめると思いますよ。
9月は狼と香辛料の下巻が発売するみたいです。
ライトノベルってレジに持っていくの恥ずかしいな。堂々としてればいいし、誰も見てないのはわかってても少し恥ずかしい。
対象年齢から外れてるのかな俺…。
やっぱりティーン向けなのだろうか?購買層が気になる。
それではまた。
『あなたの人生の物語』 テッド・チャン 著早川SF文庫 987円
評価 ☆☆☆☆☆☆☆☆☆★(星9個)
内容紹介
〔ヒューゴー賞・ネビュラ賞・ローカス賞受賞〕地球を訪れたエイリアンとのコンタクトを担当した言語学者ルイーズは、まったく異なる言語を理解するにつれて、驚くべき運命にまきこまれていく……ネビュラ賞を受賞した感動の表題作はじめ、ネビュラ賞受賞のデビュー作「バビロンの塔」など、八篇収録する傑作集
紹介
作品を出すごとに高い評価を受けているテッド・チャン氏の短編集です。
なかなか作品を書くペースが上がらないので、当分一冊だけといった感じですが、この一冊だけでもとても濃密な読書となるでしょう。
宗教色の強いものを扱ったりするのですが、SF作家らしく丁寧に描写され、天使の降臨や情景などがしっかりとイメージできます。そして、その宗教作品のテーマを皮肉な神の視点が語るのです。
『地獄とは神の不在なり』は僕の中でとても皮肉な目で人間を見ている気にさせました。聖書なんかをこういう風に捉えるのはまた興味深いですね。単純だが、芥川の『蜘蛛の糸』なんかもこういった印象を受けた思い出があります。では一作品ずつ紹介します。
「バビロンの塔」
読んでいて面白かったのがバビロンの塔の建造方法。こういうものを読ませるのが小説の面白さだと思うな。他のメディアだとただ建てただけに終わるところだが、これはきっちりと工程を描写しているし、なによりも建造に関わる人の文化や風土が面白い。テーマ的にはSFにありふれたテーマかと思うが、塔の建造が面白いのですらすら読めた。どうやって建てるのかなぁと思ったら読んでみては?
「理解」
超絶スーパーマン対決。というとハリウッド映画みたいだけど、これは映画じゃつまんないね。
外見は普通だから。すごいのは文字通り中身。脳の損傷を回復するクスリの副作用で、脳の機能を完全に使えるようになる。つまり百%。もしかしたら人類が強くなるということはこういうことかも。
一番動くのは脳みそだ。そしてその副作用を持つ者同士の戦い。絵的には地味。
しかし、じつはとても高度な次元で戦っている。こんなのは小説でしか味わえないなぁ。
映画とかだと地味で実験的なものになっちゃうね。最高でした。
「ゼロで割る」
章ごとにはなんとなく理解したのだが、その章と章の関わりが読めなかった。数学が入るのだが僕は全くわからないので、これは紹介できない。でもこの著者のことだからきちんと構成はされている。しかし、読めなかった。単純に己の能力不足です。不甲斐ない。
「あなたの人生の物語」
異星人とのコンタクトもの。異星人と会話するのはどうするのか?それを丁寧にしっかり書いている。当たり前のことだが、これをやれるのはなかなかいない。SF作家たる由縁か。
その異星人の言語を知ることで、主人公の女性の未来にも影響が出る。詳しくは説明できないが、言語の威力とは想像を絶するなと思った。当たり前に触れているが、言語というものは危険なものかもしれないね。素晴らしい作品。僕としては飛浩隆氏の「象られた力」並に。つまり最高ってことさ。
「七十二文字」
ゴーレムもの。これも僕のは少し難しかった。そして楽しめなかった。いまいちイメージできないのでなかなか読み進めない。申し訳ない。
「人類科学の進化」
数ページしかないショートショート。立ち読みできるぐらいだから、してみては。
著者の視点というものが見えると思う。切れ味鋭いね。
「地獄とは神の不在なり」 Hell is the Absense of God
最初に紹介したが、これが一番僕の好きな作品。テーマも面白いし、構成も見事。
時々思う。宗教を信仰することってどういうこと?僕なんかはオウム真理教が起こした事件で宗教というイメージはあまりよくない。というかそれ以降になってから、ネット上でもファンを揶揄する言葉として「信者」という言葉を使うようになった気がする。
でも、もし今現在すさんだ人を助ける人がいるのであれば、無条件の愛を共有する宗教ではないかと思う。でもそれを教義にすると、この物語のような展開になってしまうのだ。
個人的な考えだが、教祖というものよりも、神様というものを讃えるようにした宗教は素晴らしいね。うまいと思う。教祖がいるとそこに無条件の愛なんて存在しないから。
話が逸れてしまった気がするが、この文章を読んで興味を持ってもらえればさいわいです。
「顔の美醜について―――ドキュメンタリー」
ドキュメンタリー風に展開していく小説。
短く説明できないので、省く。もし人間の顔を見るときに美醜がわからなくなったらどうなるかってことだ。今現在顔の美醜は最も認められている差別だ。
それをなくしたらどうなるって話。
僕はね、文中に出てくる「ダニエル・タグリア、ペンブルトン大学比較文学科教授」のスピーチに一番近いかな。もちろんカリーは一度は試したいけどね。
終わりに
本当にたくさんの賞にノミネートされているし、日本のSF読者にも人気がある作品。
だから、SFを読もうかなと思ってる人にはお薦めしたい。僕が楽しめたのだから、問題ないです。
まだSFを読み始めて1年もたってないし。せいぜい50冊ぐらいだから。難しいからと避けずに知らない人にも読んでもらいたいな。こういうのはSFにしかない面白さだから。いくらテーマが文学っぽいものであれ、その表現方法はSF的手法を使っているから。最高でした。満点でないのは僕の読解力の無さです。
日本代表もいい感じですな〜。
中澤と闘利王もフォワードみたいだし、玉田もいい感じに動いてるし。
最近、クリストファー・プリーストの『双生児』を読んでいるのでなかなか紹介できません。
長くて濃い内容だからなぁ。平行してテッド・チャンも読んでるし。

一昨年ぐらいに公開された『プレステージ』という映画の原作を書いた人でもあります。
ちなみにプレステージのほうは「奇術師」という題名でハヤカワ書房から出版されていますよ。
ミステリーとSFをうまく組み合わせた物語を展開する作家です。
どちらも傑作なので紹介したいと思います。最近SFばっかりだなぁ。
ミステリーは昔読んだ本を読み返すばっかりです。
今ミステリー作家で、注目といえば三津田信三氏・米澤穂信氏・道尾秀介氏でしょう。
三津田氏の原書房から刊行されている刀城シリーズも秀逸ですよ〜。
それから今月出た野生時代の米澤穂信特集も好きな方はチェックですよ!
読んでみたところ、ファンの方向けに特集が組まれているようなので。
色んなバックグラウンドが見えるので、特集の後に既刊本をもう一度読み返しても面白いと思います。
中澤と闘利王もフォワードみたいだし、玉田もいい感じに動いてるし。
最近、クリストファー・プリーストの『双生児』を読んでいるのでなかなか紹介できません。
長くて濃い内容だからなぁ。平行してテッド・チャンも読んでるし。

一昨年ぐらいに公開された『プレステージ』という映画の原作を書いた人でもあります。
ちなみにプレステージのほうは「奇術師」という題名でハヤカワ書房から出版されていますよ。
ミステリーとSFをうまく組み合わせた物語を展開する作家です。
どちらも傑作なので紹介したいと思います。最近SFばっかりだなぁ。
ミステリーは昔読んだ本を読み返すばっかりです。
今ミステリー作家で、注目といえば三津田信三氏・米澤穂信氏・道尾秀介氏でしょう。
三津田氏の原書房から刊行されている刀城シリーズも秀逸ですよ〜。
それから今月出た野生時代の米澤穂信特集も好きな方はチェックですよ!
読んでみたところ、ファンの方向けに特集が組まれているようなので。
色んなバックグラウンドが見えるので、特集の後に既刊本をもう一度読み返しても面白いと思います。



